会員の方から寄せていただいた育児レポート第2弾。
2人のお子さんの育児をされているお母さん。
大変なことも周囲の助けを借りて乗り越え、楽しく充実した日々を過ごされている様子にほっこりしました。
お写真は、満面の笑顔のお子さんたちです!
ペンネーム M.Sさま
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私は30代で第一子を出産し、40代コロナ禍で第二子を出産しました。
4才と6才の時に東京と大阪で手術をうけ、術後は良好で薬の服用もなく、後遺症もなく元気に子供を産みました。現在は東京に住んでいます。
出産は子供の頃手術を受けた大阪の病院では、相談は難しく、住んでいる地域の総合病院の産婦人科では、もやもや病の患者さんの出産は受け入れられないとのことだったので、もやの会の会報を読み返し、もやもや病の患者さんの受け入れの多い東京医科歯科大学病院の脳外科と産婦人科に決めました。
出産方法は二人とも帝王切開でした。帝王切開は手術なのでパートナーの立ち合い出産はできませんが、予定帝王切開なのでお子さんの誕生日を決めてあげることができます。そして術後は、一日起き上がれません。安静にして翌日の、歩行リハビリと新生児のお世話に備えました。一人目の時は術後の翌日は良好で、看護師さんから驚かれるほどでしたが、二人目の時は術後に皮下出血があり一晩中、痛くて眠れないほどでした。
出産・育児で大変なことは、健常者ももやもや病の患者の方も同じだと思います。
大切なのは、心身ともに辛かったり、困った時、イライラした時に
「助けて!」といえる人や場所、病院を早めに見つけ出しておくと良いと思います。
私はパートナーや、両親をはじめ、友人、出産を相談できる脳外科、産婦人科、産後は内科、小児科、保健センター、家庭支援センター、児童館、保育園、幼稚園、発達支援センター、小学校などを利用しました。
安心して話ができて、体もメンテナンスできる所があればいいと思います。
もやの会もその一つだと思います。
因みに育児本やSNS、色々な周りからのアドバイスはすべて受け入れるのではなく、
適度に参考資料として聞くようにした方が、気持ちが楽です(笑)育児に正解はありません。
そして、休めるときは休む。これが一番大事かもしれません。
出産前では考えられないくらい新生児は夜寝なくてママが眠れない時期もあります。でも大丈夫です。ずっとじゃないから。
子供はとてもかわいく、素直な時もあれば、厄介で予定通りにいかず、手を焼くこともたくさんあります。子育ての悩みの種も子供の年齢によって質が変わり、子供自身のプライドや考えがあるので毎日親子で奮闘している方が多いと思います。
だからこそ一日の終わりに、無事に子供とすごせたら120点満点とご自身とお子さんを褒めてください。
私もこれからも毎日、無理しすぎず育児を頑張りたいと思います。 会の皆様もお体には気を付けて、楽しく充実した毎日が過ごせますようお祈りいたします。
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